フィリピン英語語学留学、失敗。その原因について考察してみた

留学失敗

僕らは世界一周旅行の一歩目として、フィリピンに1ヶ月間語学留学をして英語の勉強をしていました。安く英語が学べると評判のフィリピン留学。学生や長期の海外旅行者、仕事で英語が必要な方の勉強として気軽に行けることで人気を集めています。

しかし、実際行ってみると僕らの留学は決して成功とは言えないものでした。なぜ失敗してしまったのか。オーストラリアでの語学留学経験(10年前)のある僕がその原因をお伝えします。

(ネガティブな内容なので書こうか迷っていましたが書いてみました。が、やっぱり愚痴っぽくなってしまったのでお気をつけください)

フィリピン留学の目的

僕らの留学の目的は、「世界一周旅行時に、現地の方や他の国から来た旅行者とのコミュニケーションを楽しめるようになる」こと。僕は10年前にオーストラリアで語学留学していたことがあるのですが、それ以降ほとんど英語を使うことはなくほとんど忘れていたので少しでもスキルアップしたいと思って留学を決意しました。

英語って使わないとすぐ忘れますからね。実際今回の入学時に受けたTOEICテストでは350点でした(笑)ひどい。

フィリピンでなぜ英語留学ができるのか。その特徴

なぜフィリピンで英語留学ができるのかというと、フィリピンでは英語が第二言語として定着していてほとんどの人が話すことができるからです。先生に聞いた所、小学校のうちから英語を学び始め、高校になるとフィリピン語の授業以外は全て英語、大学では卒論なども全て英語で書く必要があるとのことで、みんな英語のスキルがとても高いです。街中を歩いていても看板などはみんな英語で記載されています。映画館で映画を見る場合も、言語は英語で字幕はないそうです。すごいですね。

フィリピンへの語学留学の最大のメリットはやはり費用が安いことです。アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアなどの英語がネイティブの国への留学と比較すると半額以下で通うことができます。

また、マンツーマン授業がとても多いことが特徴です。他の国でマンツーマンで授業を行おうと思ったら高額になりますが、フィリピン留学では基本的にマンツーマン授業になるので自分に合わせた授業を行ってもらえます。マンツーマンなので自分から話す機会がとても多くなるので、スピーキングやリスニングスキルの向上を狙うことができます。

また、自分たちも第二言語として学んできた経験があるため、英語を教えることがうまいとも言われています。

フィリピン留学失敗の原因

ネイティブスピーカーではないということの意味

フィリピン英語はネイティブスピーカーではありません。なのでアメリカ英語を話していてもアメリカ人のように話せるわけではありません。なのでフィリピン人が話していることがわかるようになっても、例えば英語のニュースがわかるようになるということではないんですよね。これを甘く見ていました。

ネイティブに話せるようになる必要はないのでネイティブに教わらなくても問題ない。それはそうだと思います。日本人がネイティブに話すのはとても大変です。でも、ネイティブの人が何を行っているのか聞けるようになる必要はあると思うんですよね。それにはネイティブの英語に耳を慣らす必要がある。ネイティブじゃない英語の方が聞き取りやすいですしね。ゆっくりだし変に余計な単語を入れないですし。でもそれじゃ僕らの目的とは少し違うかなという感じです。フィリピン英語に慣れたいわけではないので。実際に語学学校のマネージャーの人も、フィリピン人とは慣れているのでコミュニケーションとれるけど他の国の人とは結構辛い(笑)と言ってました。

スピーキングスキルは伸びましたが、全体的に見て期待値通りかと言われると微妙です。

生徒は日本人ばかり

これは学校選びの失敗ともつながりますが、僕らの通っていた学校では日本人しか生徒がいませんでした。フィリピンでは日本人か韓国人の生徒がほとんどです。世界一周する上でのコミュニケーション力を伸ばすという目的から言えば、もっといろいろな国籍の方と話したかったなぁ。

学校選びを失敗

上手くいかなかった最大の原因がこれ。フィリピンにはたくさんの語学学校があります。そしてどの学校を選ぶかがとても重要です。「スパルタ」「観光も楽しみながら勉強もがんばる」「TOEIC向上」など学校ごとにカラーが異なっているので、どんな目的で留学をするのかをしっかりと決めて学校を探すことが重要です。

僕らの目的は、「世界一周旅行時に、現地の方や他の国から来た旅行者とのコミュニケーションを楽しめるようになる」こと。つまり学び半分遊び半分ではなく、これからの旅のためにしっかりと英語のスキルを身に付けたいと思っていました。そこで、「真面目」でしっかりと英語が学べる学校を選んだつもりでしたが…。

留学目的で行って学校選びに失敗すると本当にもったいないので慎重に選んだ方が良いです。運の要素もありますけどね。

失敗1:マネージャーがひどい

日系の学校なのでしっかりとしているかと思ったら、担当の日本人マネージャーがひどかった。バイトかよ!というレベルの仕事内容。

初日に夕方着いた際についてくれた方はインターンの子で、その子はインターン始めたばかりで何もわかっておらず。施設の説明も特にされず、夕食の時間も間違って知らされるなどひどい目に。誰かフォローしろよ…と思って後日マネージャーにそのことを話してみると完全に他人事。また、勉強内容についてのカウンセリングが毎週あると言っていたのにもかかわらず1ヶ月で2回しか行われなかった上に、内容も薄い。また、食事の際などに顔を合わせても挨拶もなし…

失敗2:生徒の数が少ない

留学といったら他の生徒の方と交流し、お互い刺激を受けあう良い関係を築いていきたい。運が良ければ一生の友人に。なんてことも考えますよね。でも僕らが行った学校は何と生徒数が僕らを抜かすと3人しかおらず、超小規模の学校でした。そのせいで先生の人数が余っており、半分以上の先生は関連のある他の学校へヘルプに行っているだとか。生徒数が少ないこともあって生徒間のコミュニケーションも少なく、思っていたような生活を送ることはできませんでした。

失敗3:先生の質がバラバラ

先生の質は行ってみないとわからないものですが、僕の場合だと3コマとっていて、1人は優秀、1人は普通、1人は最悪といった感じでした。最悪の先生は会話の授業なのに一人でずっと話し続けていて、こちらが話そうとしても途中で割り込まれ、態度も最悪、授業内容も普段使わないマイナーな単語やスラングばかり。

この先生はさすがに途中で替えてもらいましたが、先生の質はほんとにバラバラで運です。また、ネイティブではないので微妙な文法の正否やテキストに載っている単語の意味がわからない、なんてことも良くあります。

失敗4:真面目というポリシー

真面目という特色の学校ということで選びましたが、真面目ってなんですかね。実際特に学校がスパルタなわけでもなく、English onlyポリシーはあっても誰も守っていない。学校が厳しいのではなく、自分でしっかりと勉強してねってだけだったんですよね。しっかりと勉強をしたい人が集まるのかもしれませんが、生徒の数自体が少ないのでそれが学校の色になっているとは言えない。すごく微妙。

極め付けはオリエンテーションの際に初めて言われた、基本的に先生と食事や遊びに行ってはいけないこと。そこを絞るんだ…。

失敗5:食事が美味しくない

3食付きでしたが、食事が美味しくない。食事ってかなり重要です。毎回外に食べに行くのも億劫ですしね。勉強の合間のリフレッシュタイムのはずの食事がマズイと、気分も暗くなってきます。食事付きの学校にするのであれば、日本人向けの食事を提供しているところにすべきです。フィリピンの食事は味付けが濃くオイリーなものが多いので3食それが続くとキツイです。僕が行った学校はたまに日本食っぽいものは出ていましたが、現地のオイリーな料理が多く辛かったです。

 

以上のように、名前は控えますが学校選びに失敗したと言わざるをえないです。口コミなど見る限りは良さそうだったんですけどね。行ってみないとわからないことが多いのでなんとも言えませんが、「生徒の人数」は事前に確認しておいた方が良いと思います。僕らは夫婦で行ったのでまだましですが、1人で入学して人数が少ないと寂しいです。いくら勉強メインだとしても、一緒に息抜きできる人や一緒にがんばる人がいた方がモチベーションが上がると思いますし。また、自分たちの目的と学校のポリシーが合っているのか、そのポリシーがしっかりとしているのかを良く調べた方が良いです。

英語のスキル自体はアップしましたし、良い先生の授業は楽しくできたので最低限の成果は出ています。ですが、元々の期待値が高かったのか今ひとつフィリピンすごく良かった!とは言えない結果でした。

オーストラリアでの留学との比較

10年前に行ったオーストラリアの語学学校と比べてみると、コストパフォーマンスは悪くないかなぁという感じです。不満なところははありますし僕らは学校選びを失敗してしまいましたが、他の人のブログをみると良かったという意見も多いですし。半額で英語の勉強漬けの生活ができるのは大きいですね。

ただ、お金に余裕があるのであればネイティブの国に留学することをオススメします。僕が次に学校へ通える機会があればネイティブの国に行きます。言ってしまえばフィリピン留学のメリットって安さだけなんですよね。語学留学に何を求めるかにもよりますが、費用を掛けられるのであればフィリピンを選ぶ必要は特にないですし、せっかく時間を掛けて英語を学ぶのであれば多少コストを掛けても英語圏へ行った方が良いと思いました。

英語圏への留学 vs フィリピンへの留学

フィリピン留学のメリット

  • 安い
  • マンツーマンレッスン

ネイティブ留学(例:オーストラリア)のメリット

  • ネイティブの英語で授業が受けられる
  • 生徒の国籍が様々で良い刺激を受けられる
  • 生きた英語に埋もれて日常生活が送れる
  • 治安が良く安全

フィリピン留学が良い場合

英語学習の目的によってはフィリピン留学の方が優れている場合もあると思います。TOEICやIELTSのスコアアップがメインで、集中して勉強できる環境にいたいという理由や、スピーキングのスキルアップをしたい場合には適していると思います。日本でしっかりと勉強していて、日本ではうまくできない部分を補う形ですね。マンツーマンで教えてくれるため、自分が学びたいことを教えてもらうことができます。

まとめ

  • 語学留学する際は目的をしっかりと考えて行き先を選ぶ
  • 留学先の学校は慎重に選ぶ。超重要
  • 愚痴が多くてごめんなさい

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